保険会社で働くしがないサラリーマンが不思議なタクシー運転手と出会ったことをきっかけに自分の人生を見つめ直し,「運」を「転」じていくお話.
この不思議な運転手が言う,「イライラしている保険マンに保険の契約をすると思いますか」という発言にはっとさせられるものがありました.
「イライラしている医者にちゃんと相談しようと思いますか」、、、
反省しかありません.
逆にどの業界でもそうだと思いますが,いつもイライラと文句をいうクライアント(我々の対象としては患者さん)もいて,そうした対象ほど杓子定規的な対応にならざるを得ず,そのクライアントは損をしているなと思うことがあります.しかし,我々も逆にそう思われていることもあるのではと,はっと気づかされました.
バーンアウトの一つの徴候として,「非人道的態度をとること」というものがあります.どうしても忙しい日常で,疲れてきてイライラしてしまうことがみなさんにもあると思います.この本を読んでから,上機嫌でいることを心がけるようにしているのですが,やはり疲れてくると,上がっていた口角が下がり,眉間にしわがよってくることが,上機嫌を心がけているからこと気づくようになりました.まだまだ修行が足りません.
いつも上機嫌でいることは,本人にもその周りにも良い影響をもたらすことは明らかなので,なんとか疲れをコントロールしつつ,上機嫌でいられるような工夫をしていく必要があるなと思う今日この頃です.
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