高所得国と低所得国の病気の違い

我々の住む日本は、世界の中では高所得国になりますが、そうではない貧しい国々では医療における問題は全く異なり、より厳しいものとなっています。

高所得国では生活習慣病に関連した虚血性心疾患や脳血管障害、糖尿病などが上位を占め、その他腰痛や頸部痛、その他筋骨格系疾患などの姿勢異常や運動不足などによる障害、うつ病を筆頭とした精神障害なども多くなっています。

低所得国では様々な感染症や新生児での死亡が、いまだに多数を占めています。また2010年の時点でも低所得国では栄養失調が重要な問題となっている一方で、高所得国では肥満が主要な健康問題となっていることは皮肉なことです。

表 疾病負担のおもな原因(2010年)*ハリソン内科学第5版より抜粋、一部改訂

頻度順高所得国サハラ以南のアフリカ
1虚血性心疾患マラリア
2腰痛HIV/AIDS
3脳血管障害下気道感染症
4大うつ病性障害下痢性疾患
5肺癌蛋白質-エネルギー栄養失調症
6慢性閉塞性肺疾患(COPD)早産児合併症
7その他の筋骨格系疾患新生児敗血症
8糖尿病髄膜炎
9頸部痛新生児脳炎
10転倒交通事故

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